放ってしまった言葉の矢は
相手の心にグサリと刺さったのだから
引っこ抜いて言葉のクスリを塗ったって
そこにできてしまった穴は塞げないんだと思う


言葉じゃなく心で
少しずつでもその穴に
想いを詰めていけたら
そう願っている

まあるい気持ちで
今日を生きよう

春夏秋冬

昨日のブログで言ってたha-の曲。
『春夏秋冬』

みんなにこの曲の歌詞を読んでもらいたいからアップします。

---------------------------------------------

春夏秋冬

さよなら 遠き面影よ
瞼 閉じれば いつも そこに
さよなら いつかそう言えますように
目を細め見送った 春夏秋冬 [ repeart ]
サクラ 散る その日
君は 逝きました
サクラ の 真下
手を伸ばしました
雲が線を引くような四角い空の真下
閉じた瞼透かす 春の薄い陽射し
ためらいながら見上げた別れの空はいつも
桜 言葉少なく 花びら 空に舞ってました
夏の予感を残し お前は余りに呆気無く
小さな骨になって 煙 可笑しいくらい真直ぐ
「さよなら」風が一つ咳きをして流れた
目を細め見送った 春の 束の間
夕立ちの後 焼けたアスファルトに蒸し返す
照り返す西日の赤焼けに重なって影を伸ばす
蜃気楼に浮かぶ幼きノスタルジアの在り処
「もう そこには無いさ」蜩がそう啼いてるみたいだ
途方に暮れて佇んだ土手の夏草の匂い
岩場の影から覗き込んだ小魚の煌めき
雨上がりの後 水溜りに反射する太陽
目を細めて見送った 夏の 束の間
言葉 少なく 言葉 少なく 一日は浮かんで 消えて
朝からずっと秋雨の細く眠た気な雨に
街は色を失った短編映画みたいに
短かめの手紙を誰かに書いてるみたいだ
この文じゃ暫く雨が上がる気配はなさそうだな
夏の面影を引きずったまま暮れる無人の砂浜
波打ち際に忘れて来たままの麦わら帽子
この雨が上がったら またいつか取りに行ってみようか
目を細めて見送った 秋の 束の間
冬の朝の空気にそっと差し出す手のひら
沈黙から生まれ大地に落ちる前に溶ける粉雪
36 . 5°のその中にあなたは立つ
鼓動だけが響く孤独一点の鮮血にあなたは
手 差し出す 触れた世界の中心に
昨日を埋めるみたいに降りしきる雪がいつか
上がったらまた新たな朝に残す足跡
目を細めて見送った 冬の 束の間
さよなら 遠き面影よ
瞼 閉じれば いつも そこに
さよなら いつかそう言えますように
目を細め見送った 春夏秋冬 [ repeart ]
サクラ 散る その日
君は 逝きました
サクラ の 真下
手を伸ばしました
乾いた 風が 一つ
咳をして 流れた
サクラ 散る その日
君は まだ 若かった
交わした言葉の数だけ約束破って
たわいもなく ついた嘘の数だけ
なんとなく ついた溜息の数だけ
歳を重ね 猾くなってきたよな最近
空が遠去って交差する電線の網に
放つ願い片っ端から引っ掛かりそうだな
もうこれ以上空へ飛ばす言葉がないと
わかった端から暮れてく線路沿いの道
共に生まれ育って 同じ山に育まれて
時に諍い泣き時に互いに分かち合って
知らぬ間に大人になって便り途絶えがちに日々は流れ
25回目の春に お前 ほんまに死んでしもうて
焼かれて 煙 雲になって
雨 降らして 花 育んで
季節運ぶ風になって俺に音楽をくれた
「さよなら」いつかそう言えますように
サクラ散るその日 君は逝きました
サクラの真下 手を伸ばしました
乾いた風が一つ 咳をして流れた
サクラ散るその日 君はまだ若かった [ repeart ]
虹を越えて行った鳥たちの唄よ
全ては 再び 空に 還り
雨は 再び 大地 花で満たし
花は イマジネーションの種に [ repeart ]
朝と晩に追われ疲れ 何となく見上げた
西の空の赤焼けに面影を見つけた
まばたきする間に何気なく見送った
出会いと別れが知らぬ間にささやかな力に
じきに太陽が沈み 街はネオンに灯され
それぞれに何かを引きずりながら新たな朝を待つ
暮れやすい日々に時に流されながら
人はそれでも失いながら繋がって行くもんだろう
さよなら 遠き面影よ
瞼 閉じれば いつも そこに
さよなら いつかそう言えますように
目を細め見送った 春夏秋冬 [ repeart ]
人が嘘 繰り返し
傷付け合い 言葉揉み消し
後悔すらなくなっても 
全ては 地上でのお伽話
頭上に延びる鱗雲から先 大気圏の外
想像力から遥か 先
その果てにある+-0の世界
それがあるから生きていける
人が造っては壊し 壊しては創り
失っては繕い 繕っては奪ったとしても
人は 必ず 死ぬ 
だから 生きて いける
「さよなら」

濃い一日

今日のブログもまた悲しいです。けど、忘れたらアカンな、忘れたくないなって思うから、書き留めます。
読んでくれてるみんなには悪いんやけど、自己中心的でごめんなさい。

-------------------------------------

目を閉じると、夜に押しつぶされそうになる。
目を閉じると、耳を流れる血液の脈音が、耳を衝く。

またろーちゃんが「やまだちゃん」ってウチを呼ぶ声が聞こえてきそうな気さえする。
あのアパートに今すぐ、走って行けば、「カクテルの作り方」の本を読んでる、またろーちゃんに会える気さえする。何冊あるんってくらいカクテル関係の本持ってた、またろーちゃん。

------------------------------------------

忘年会のときの人生ゲームは、またろーちゃんの家にある。
またろーちゃんのアパートにある元同居人が置いていったアコギ。

U君が銀行役、みんなが人生ゲームの準備をしてくれてる間、Sたんに教えてもらいながら、そのギターで下手クソな『スタンドバイミー』を練習してたよ。またろーちゃんのアパート。どう考えても4人でキツキツのコタツの中に、6人、ひどいときは10人近くが足を突っ込んでたこともあったなぁ。
いつも勝手気ままに、またろーちゃんの部屋で遊んで帰ってごめんね。

ずっと前、またろーちゃんの部屋で、都工の卒業アルバム見せてもらったよなぁ。
そこには、Uくんもいて、I君もいて、またろーちゃんもいて。
そのころ好きやった人も写ってたから興味津々やった。

初めてみんなで家に上がりこんだ日やったかな? ウチが遊び半分で書いて、置いて帰った、封筒の裏のまたろーちゃんの似顔絵、次に部屋に遊びに行ったときには、壁に飾ってくれててびっくりしたよ。

間接照明が好きやったよなぁ。赤と黒と白のコントラストが印象的な部屋。
忘年会の日、「窓を全開にしてて、何気なく外を見たら、誰かが双眼鏡でじっとこっちを見てた」っていうてたよなぁ。誰やろうな? 気になるよなぁ。

--------------------------------------------

瞼を閉じると、思い出が次から次へとよみがえる。
苦しくて、苦しくて、横になることで精一杯。
でも、またろーちゃんは、もっともっと苦しかったんよね。
わからずやで、ごめんね。

電気を消すこともできんまま、朝日が東から昇る。
無常。

窓の外がすっかり明るくなって、家族が起きだしたころ、
またろーちゃんから借りっぱなしにしてた、『風の谷のナウシカ』の全8巻をお葬式のとき棺の中に入れてあげれるかな??
他にまたろーちゃんから借りてるものなかったかな??
って考えながら、眠りこけてた。

しばらくして、自然と目が覚めた。
二度寝なんてせん。
お風呂に入って身体を清める。
何をするでもなくリビングの床に座る。

13時半、黒い服に身を包み、またろーちゃんへのお土産を持ち家を出る。

----------------------------------------

14時からの葬儀にも、昨日と同じくらい沢山の人が参列してた。
昨日は間に合わんかったI君、U君、Bっちも。

お焼香を済ませ、最後のお別れ。
お土産の本を棺の中に入れてもいいか、またろーちゃんのお父さんに聞きに行く。
『風の谷のナウシカ』ホンマに好きやったもんなぁ、またろーちゃん。
うちが、ずっと持ってたらアカンよな。
借りてから1年近くたつのに、まだ全部読んでない。
けど、返すね。

お花、大好きなナウシカの本、愛用の帽子に囲まれた彼の表情を目に焼き付けました。
ブラフマンのCDも入れてあげたかったけど、持ってなかったわ~。ごめんね。

午後2時すぎ。
さようなら。
また会える日まで、さようなら。

-------------------------------------

ご家族と一緒に会場を出発した真っ黒な車を見送ったあと、事故現場に花を供えに行くことにした。
場所を聞かされてないウチら。
「~のサークルKがある交差点らしいで」って誰かが話す声がした。
まさかって思った。
お花を買って現場を知ってる子のあとに続いて車を走らせる。

見る見るうちに、よく見知った風景の中へ中へと進む前の車。
その、まさかやった。

またろーちゃんの実家から、ウチの近くの一人暮らしのアパートまでの道。
もうスグでアパートに着くってところ。
アパートから数えて2つめの大きな交差点。
またろーちゃんが去年までアルバイトしてたパン屋さんから見える交差点。

ウチが去年まで教えてたカテキョの生徒宅までの道。
昨日、事故現場のことは何も知らないYさんが、急に車を停めて「お経をあげようか」って言ってくれた場所からスグのところ。昨日、何も知らず車で曲がった中央分離帯のある大きな交差点。

「8日午後6時55分ごろ発生した、トヨタハイエースとバイクの事故を目撃した人は……」
って立て看板があった。彼のバイクか、相手のハイエースのかわからんヘッドライトの破片が歩道の植え込みに散らばってた。
赤い赤い、またろーちゃんの痛みのあとが広がってた。

花を供えて、その赤に触れる。
冷たいコンクリートの上で、熱を奪われる感覚。
その中で、またろーちゃんのあったかさを少しだけ感じることができた気がする。

痛かったやろうに。苦しかったやろうに。
日も暮れた冬の夕方。太陽熱の残ってないコンクリートの道路に打ちつけられて、寒かったやろうに。

彼の高校時代の友達ら10人くらいでお花、カルピス、お茶、ピルクル、好きやったカルーアのリキュールとかいっぱいいっぱいお供えした。きっとまたろーちゃん、おなかちゃぽちゃぽやろなって思いながら。

午後4時ごろ解散したんかな?
時間はハッキリ思い出されへん。
確実に、うちらの中の時計は動き出してる。
時は刻々と刻まれてる。
でも、忘れたくない。
絶対、忘れたくない。

---------------------------------------------

思えば、ウチらは、またろーちゃんが苦しかったころ、のんきに温泉につかってたよ。ごめんね。
2月11日、12日、13日に仲良しメンバーで、またU君家の別荘に泊まりにいこうって計画練ってたよ。またろーちゃんも入れて8人でって。U君ちのエスティマだけじゃ荷物が乗せれんから、Sたんのオデッセイも使って、2台でいこうやって勝手に話進めてたよ。ごめんね。
2台ならもっと大勢呼べるなぁって笑って話してたよ。ごめんね。

ごめんね。ばっかり言ってたら、きっとまたろーちゃんに「なんでやねん」って突っ込まれるよな。
ありがとう。
ホンマにありがとう。
ホンマのホンマにありがとう。

--------------------------------------------

家に帰りついてから、しばらくぼーっとしてた。

でも、行かないと。
ha-のライブに。
またろーちゃんのためにも。
自分のためにも。

うそじゃない。
ha-の音楽は、またろーちゃんにも聞いてもらいたい。
ウチの身体と心を介して、一緒に聞いてほしいって思った。
生きてる人間の勝手なこじつけやけど、どっかで一緒に聞いててほしい。


ライブは、福島2nd LINEであった。いつもより歌詞がハッキリしてる。今回はドキュメンタリーの撮影はせーへん。っていうかカメラ構えることができへん。

スピーカーのスグ側で、音の振動を身体全体を耳にして感じとる。

心の深い深い奥底の方から、「ありがとう」の気持ちと、「さよなら」の涙が溢れ出てきた。
やっぱり立ってられんかった。けど、この音楽が今のウチには必要なんやって思った。

ha-の曲は、今回の件とリンクする部分が多すぎるから、辞めといたほうがいいとも言われてたけど、今日、この場所で、聞けてよかった。

対バンのスクイズメンのベースの人も、ha-の曲を聴いて泣いてはった。
音楽を通して、「何か」が伝わってくる。
その「何か」をみんなに感じ取ってほしい。

今度、Yさんに許可もらえたら、一曲だけ歌詞の一部を載せようと思う。
「春夏秋冬」って曲の一部。


livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ